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世界130ヶ国以上の国と地域で実施されている世界規模の資格

「MOS」とは?Wordとは?

MOSとは、Microsoft Office Specialist(マイクロソフト オフィス スペシャリスト)の略で、Microsoft Office製品のソフトを総合的に使いこなせることを証明する称号です。

MOSとは、Microsoft(マイクロソフト)社のオフィス系ソフトの使用能力を測る試験として、1997年に試験が開始されました。世界130ヶ国以上の国と地域で実施しているので、世界中のどこでも役立てることができます。日本でも非常に多くの企業で使用されているソフトです。MOSは単なる資格というわけではなく、各ソフトの実践的な使い方が学ぶことができるのです。

「Word」とは、Microsoft Officeの製品で中核をなす「ワードプロセッサソフト」のことです。ハガキや請求書等の書式のテンプレートもあり、学校や企業、個人において、使用される頻度が非常に高いソフトの一つです。

ワードプロセッサである「Word」、表計算ソフトの「Excel」、プレゼンテーションに使われる「PowerPoint」、複数のデータを一つのデータベースとして管理できる「Access」や電子メール機能等を持つ「Outlook」の5つのソフトが試験科目となります。

ちなみに、WordとExcelには、スペシャリスト(一般)とエキスパート(上級)の2レベルの試験があります。

マイクロソフト社の製品は、バージョンアップごとに新しい機能が追加されたり、改良されたりしています。従って、MOSの試験では、同じソフトであってもバージョンが異なる場合、それぞれは「別の科目」とみなされています。

資格の更新制度はなく、試験科目は「ソフトやそのバージョン毎に独立」しています。古いバージョンの試験は、試験自体が終了になっているので、現在の試験はどのバージョンで行っているのか、公式サイトで確認するようにしましょう。

※MOS公式サイト(http://mos.odyssey-com.co.jp/index.html

試験範囲と勉強方法

MOSの試験はコンピュータを使った50分間の実技試験となります。MOSの試験日程ですが、全国一斉試験は 第1・第3日曜日に行われます。その他随時試験(各試験会場が設定した日程)が行われます。受験に必要な条件は特にありません。

試験の難易度や合格率について、明確な数字や内容は公表されていません。それ故、何点以上が合格なのかが、はっきりとわからないのが現状です。

おおよその目安は、正解率80%以上で合格できるそうです。模擬試験等や自分で問題を解くときには、90〜95%以上の点数が取れることが、すんなりと合格する基準と言えるでしょう。

学習時間については、人により差があります。実務レベルでWORDを日々使用している人ならば、比較的容易に合格できるでしょう。パソコンに慣れていない人は、ある程度まとまった時間勉強する必要があります。

Wordはオフィスソフトの中で、扱い方が比較的容易なソフトなので、MOSに初めてチャレンジする人は、Wordから勉強をするとよいでしょう。また、受験するバージョンは、自分のパソコンに入っているもの受験すると、勉強しやすいでしょう。ただし、できるだけ新しいバージョンで受験する方が、場合によってはよいかもしれません。自分のパソコンのオフィスソフトのバージョンや、会社で使用しているバージョン等よく考えてから受験するようにしましょう。

オフィスマスターを目指そう!

Wordに合格したら、他のソフトの試験にもチャレンジしてみましょう。

「オフィス スペシャリスト マスター(略称オフィスマスター)」は、規定の試験合格者に贈られる称号です。オフィスソフトに対する総合的なスキルを証明する認定証が発行されます。

オフィスマスターになると、就職・転職時に有利になることがあります。複数のソフトを効果的に使えるようになるので、仕事の効率が上がることは間違いありません。また、国境を越えて役立つこともあります。オフィスマスターとなる条件は、バージョン等によって異なるので、公式ホームページからよく確認するようにしましょう。

※MOS公式サイト(http://mos.odyssey-com.co.jp/index.html

オフィス マスターの発行について。取得条件科目を「全て同一の受験者ID」で取得していれば、取得条件の最後の科目に合格すると、手数料は無料で自動的に発行されます。



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