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宅地建物取引士とは、不動産取引のエキスパート
宅建士とは、どんな資格?
宅地建物取引士(略して宅建士)とは、かつての「宅地建物取引主任者」の名称変更後の呼び方で、国家資格の一つです。
建物の売買や賃貸借、交換等の取引が円滑に行われるように、法律に定められている事務を行う「不動産取引の専門家」です。
現在の法律では「従業員5人のうち1人」の割合で、宅建士を配属させなければならないので、会社が大きければ大きいほど、宅建士が必要になります。
宅地建物取引士の試験は、通常10月の中旬〜下旬ごろに行われます。マークシート4択方式で、試験時間2時間です。出題数は50問です。
試験内容は、宅建業法20問、民法(権利関係) 14問、法令上の制限8問、その他8問とされています。詳細は後述しますが、宅地建物取引業に従事している人で「登録講習」を受けている人は、「5問免除」という問46から50(その他の問題)の最後の5問の解答を免除される制度もあります。
合格発表は12月の上旬で、合格者には合格発表日に手続き案内の書類送られます。試験に落ちた場合には特に通知されるものは送られてきません。
また、合格者のうち、実務経験が2年に満たない場合は、「登録実務講習」を受けた後、宅地建物取引士として正式に登録ができるようになります。
宅地建物取引士の勉強方法について
気になる合格点についてですが、何点以上で合格という明確な基準はなく、その年によって上位何%を合格とするという方法が採用されているので、合格点はその年の試験の難易度によって変わります。
その年により、合格点には数点かの差があります。近年の傾向見ていると、合格率は15%前後で、平均点は32〜36点となっています。
宅地建物取引士の難易度と勉強時間について
勉強時間についてですが、宅地建物取引業(不動産業)に従事して実務経験がある人でも、きちんと勉強しなければ受かることが難しいといわれています。
必要勉強時間は、250時間〜500時間といわれていますが、これは人によってかなりの差があるといえるでしょう。
大学で民法等の法律を学んでいた人は比較的理解が早いといえますし、集中力や勉強の効率等でも必要な時間は変わってきます。
合格者を一定数に調整する必要から、宅地建物取引士の試験は、50点満点を出さないように問題が作られています。
ひっかけ問題や、今までに一度も出題されたことがない問題も出てきます。また、その年に法改正をしたもので、宅建にかかわる部分が出題される場合もあります。
基本を何度も繰り返し勉強して、過去問を含む練習問題を徹底的に解いて、きちんと理解する必要があります。
独学に自信がないという人は、資格学校の講座を受けることも一つの方法だといえます。ただし講座を受ければ受かるというわけではなくて、自宅でも復習を徹底する必要があります。
また、宅地建物取引業に従事している人は、宅地建物取引業法に基づいた「登録講習」という講習を受けることができます。
この講習受講後に行われる「修了試験」に合格した人は、修了試験に合格した日から3年以内に行われる宅建資格試験で、問46~50の5問が免除されます。
これは非常に有利な制度なので、不動産業に従事してから、この資格にチャレンジするという方法もあります。
宅建士の活かし方は?
この資格を取得すると、不動産の販売・仲介・賃貸を行う会社への就職・転職が有利となるでしょう。
建設した住宅を販売するハウスメーカー等の建築業界でも活躍できます。そして、不動産を担保として扱うことから、銀行をはじめとする金融業界でも歓迎される場合があります。
また、一般企業で有利となる場合もあるでしょう。特に不動産会社では、資格手当を支給するところが多いようです。
また、いずれは不動産関係の仕事で独立したいという人も、この資格を持っていると、宅地建物取引士を雇い入れなくても起業できるので、資格の取得をお勧めします。資格者証の更新は5年に一度必要ですが、資格自体は一生有効なので、一度取得するとできる仕事の範囲が大きく広がる資格といえるでしょう。