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(財)日本ビジネス技能検定協会(JAB)
【地方公会計検定3級資格の有力サイト】
地方公共団体の会計に関わる資格です。
地方公会計検定 3級って、どんな資格?
地方公会計とは「地方公共団体の会計」のことを指します。
地方公会計検定は、日本ビジネス技能検定協会が主催する、できたばかりの新しい資格です。平成28年7月に第1回試験が開催されます。
この試験は、地方公会計制度の改善や発展に貢献する人材の育成を目的としています。
なぜこの地方公会計検定ができたの?
総務省によると、平成18年に「新地方公会計制度研究会報告書」が提出されて以降、地方分権の進展のため、地方自治体が自由で責任ある地域経営を行うように促進する流れが強まってきました。
そこで、より正確に財政を把握する「発生主義会計」による統一した会計制度が必要になってきました。
この試験は、これらの要請に対応できる人材を育てるために誕生した資格となります。
地方公会計検定の試験情報と勉強方法
日本ビジネス技能検定協会によると試験情報は以下の通りです。
(http://www.jab-kentei.or.jp/koukaikei/)
試験は平成28年7月が第1回試験となります。試験は今後7月と2月の年2回行われる予定です。
受験資格ですが、学歴・年齢・国籍に制限はなく、誰でも受験することができます。
試験時間は90分です。解答については、記述文章や計算の組み合わせで、マークシート方式になります。
また、この試験では電卓を使用することになります。音が鳴ったり、プログラム機能が付いたりした電卓などは、使用不可になっています。電卓購入の際は、公式ホームページでどのような電卓を購入すればよいかを確認するようにしましょう。
(http://www.jab-kentei.or.jp/koukaikei/)
合格基準は、問題の総得点の70%です。合格率については、プレテストの結果によると、75%前後となっています。
受験対策については、公式のテキストなどにより、独学が可能だと言われています。
特に、簿記の知識がある人や、監査法人などで外部監査に出ている人などは、比較的容易に合格することができるでしょう。
ただし、民間と異なり、公的機関には、貸借対照表と損益計算書などの財務諸表の他に、『資金収支計算書』など、特有の財務諸表が出てきます。
勘定科目については、「船舶」や「航空機」など固定資産にスケールの大きなものが登場します。考え方は、他の固定資産と考え方は同じです。
また、流動資産には、「基金」という民間には登場しない勘定科目が登場します。したがって、勘定科目に慣れておくことも重要になってきます。
地方公会計検定の資格学校
独学が苦手な人は「公式テキストを使用した講座を開催している資格学校」で勉強する手段もあります。
できたばかりの資格なので、対策についての情報が不十分ですが、とにかくテキストを繰り返し読み、問題を解くことが大切です。
また、3級については、公式ホームページにプレテストも公開されているので、ダウンロード・印刷し実際の時間で解いてみることをおすすめします。
(http://www.jab-kentei.or.jp/koukaikei/pdf/pretest/01.pdf)
実際の試験の感覚に慣れておくことも大切です。
地方公会計検定を活かせる人は様々!
この資格は、地方公共団体の会計についての知識が問われます。
ですので、地方公務員の人で経理・会計業務に携わる人には、この資格があると実務レベルで役に立つでしょう。また、監査法人に勤めている人で、公会計に携わる人にも役立つ資格です。
開始されたばかりの資格なので、活かし方は未知数ですが、これからの地方公共団体の経済基盤を充実させ、発展させるために寄与する資格になります。
また、会計の知識が初心者で、会計について興味がある人は、民間企業の経理に活かせる日商簿記3級などから始めることをおすすめします。
会計事務所や監査法人などで、勉強や経験を積むうちに、公会計に関わる仕事に携われる可能性があります。