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ITパスポートって、どんな資格?
ITパスポートは国家資格です。
IT化が進んだ現代社会において、文系・理系等を問わず、ITスキルが必要不可欠で、企業は業種や職種を問わず、ITスキルを持った人材を必要としています。
そこで生まれた資格がITパスポート試験です。これは、ITの基礎的知識を測るためのもので、独立行政法人「情報処理推進機構」(IPA)が主催し、経済産業省が後援する国家試験「情報処理技術者試験」の一つです。この試験は、レベル1~4の中で最も難易度が低い「レベル1」に位置づけられる試験になります。
情報処理技術者試験には各試験区分にアルファベット2文字の略称が付けられていて、ITパスポートは「IP」となります。
これは比較的歴史の新しい試験で、幅広い層から支持されている資格です。社会人はもちろん、大学生や高校生の中にもこの試験を受験している人がいるようです。
ITパスポート試験受験資格について
ITパスポート試験を受験するには、ITパスポート試験の公式ホームページで利用者ID、パスワードを登録する必要があります。受験資格は特にありません。
試験は、午前、午後、夕方の3つの時間帯で実施されていて、試験時間は165分です。(平成28年3月実施の試験から120分となります。)全国の試験会場で、随時実施しています。3ヶ月先まで、受験状況を確認することができるので、確認の上受験するようにしましょう。
なお、合格者には、合格証書が郵送されます。不合格者に通知は特にありません。有効期間はないので、一度取得すれば更新する必要がない資格です。
試験範囲と勉強方法について
ITパスポート試験の合格率は、40%から50%前後と、国家資格の中では高めです。
ITパスポート試験の公式ホームページによると、試験では、「ストラテジ系」「マネジメント系」「テクノロジ系」の3分野から問題が出題されます。
(https://www3.jitec.ipa.go.jp/JitesCbt/index.html)
ストラテジ系は、「企業活動や経営、システム戦略」の分野で、例年35問ほど出題されます。
マネジメント系とは、「システム開発技術やマネジメント方法の分野」で、出題は20問です。
そして、テクノロジ系は、「コンピュータの構成や、ネットワーク・データベース・セキュリティの分野」で45問出題されます。
ITパスポート試験の合格ライン
合格点については、「総合評価点」が1000点満点中600点以上、「分野別評価点」のすべてにおいて「それぞれ」30%以上が必要です。従って、どの分野もまんべんなく勉強するがあります。なお、平成28年3月実施の試験から一部改訂されます。よく確認の上勉強しましょう。
ITパスポート試験を合格するための勉強時間
この試験合格に必要な勉強時間は、概ね100時間前後だといわれています。合格率が高めなので、独学でも十分に合格が狙える試験です。特に、社会人で実務経験がある人は、比較的合格しやすいでしょう。もちろん、通信教育等を利用して勉強・合格する人もいます。
勉強方法については、テキストを繰り返し何読み、知識を定着させるようにしましょう。その後、過去問を数年分、何度か解くことをお勧めします。過去問を繰り返すことで、その分野の出題傾向が見えてきます。出題回数の多い分野は、確実に正解できるようにすることが、合格への近道といえるでしょう。
上級資格にステップアップ!
この資格を取得すると、IT業界に限らず、幅広い業種や職種の日常の業務で活かすことができます。ITに関する専門用語への抵抗がなくなるので、プロジェクト会議等でも役立ちます。新入社員の就職や転職活動の際、有利に働くことがあるでしょう。実際に、大手企業・中小企業の中には、この資格の取得者を積極的に採用する会社が現れています。また、金融庁や総務省等、この資格の取得を奨励している官公庁や自治体もあります。
ITパスポート試験は、情報処理技術者試験の初級資格なので、この資格取得することは、「基本情報技術者試験」や「応用情報技術者試験」等、上級の資格への足掛かりになります。ITスキルをより専門的なものにしてキャリアアップを図るモチベーションとなる資格です。