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提出義務のある公的書類を作成するプロフェショナル
行政書士とは?
行政書士とは、国家資格の一つです。顧客である個人や企業に代わり、官公署に提出する各種の許認可・届出書類等を作成して、その提出を行い、必要であれば顧客の相談に応じるのが行政書士の仕事です。
行政書士が作成する書類は、簡単な届出書類から複雑な許認可手続きに至るまで約3000種類ほどあります。
一例を挙げると、建設業等を行う企業は5年に1度「建設業者の許可更新」を行わなければならず、また毎年「決算変更届」を役所に届ける必要があります。行政書士はそれらの手続き代行を請け負うことができるのです。
(財)行政書士試験研究センター(http://gyosei-shiken.or.jp/)によると、試験は、毎年一回、11月の第2日曜日に行われます。受験資格の制限は特にありません。試験時間は180分で、試験問題は合計60問です。
勉強方法について
試験科目は、「法令等」と「一般知識等」があります。「法令等」は、憲法、民法、行政法 商法等から、「一般知識等」は政治、経済、社会 ・情報通信、個人情報保護等から出題されます。マークシートと記述で回答することになります。合格の基準は下記の通りです。
1.行政書士の業務に関し必要な法令等科目の得点が、122点以上である者。
2.行政書士の業務に関連する一般知識等科目の得点が、24点以上である者。
3.試験全体の得点が、180点以上である者。
(但し、問題の難易度により、合格点に補正的措置を加えられる場合もあります。)
合格率は5%〜13%前後で、年により差が見られますが、難関な資格であることは間違いありません。行政書士の合格に必要な勉強時間は、約300時間~800時間といわれています。
勉強方法については、出題範囲が広いので、全体を漫然と学習することは時間の浪費となってしまう場合があります。まずは、法律の骨組みを理解し、全体をつかむことが大切なポイントです。大まかに基本をおさえた後、試験でよく出る分野に絞って勉強することが大切です。完璧に覚えて満点を取る必要はなく、また満点を取ることは難しいので、重要性の薄い論点は「捨て」て、より重要性の高い問題を繰り返し解くことも必要です。
また、勉強スタイルですが、独学は無駄の学習が多くなるので、より多くの勉強時間や勉強量が必要になりがちです。そのため、効率性を重視して、資格学校で勉強している人が多いようです。
行政書士になったら
晴れて試験に合格し、行政書士登録後は、独立開業する人が比較的多いようです。理由はこの資格が、企業において、その企業が行う業務の手続きでしか活かせないため、行政書士の持つ専門的な業務を行いにくいからです。
それに加えて、わずかな資本があれば、自宅を事務所にしてスタートするができることから、独立に踏み切る人が多いようです。
最近では、「SOHO(スモールオフィス・ホームオフィス)」というパソコン等を利用して、小さなオフィスや自宅で事業を行う形態が浸透してきたので、軌道に乗れば、家族との生活等、プライベートを充実させながら、仕事をすることも可能でしょう。女性であれば、子育てと両立しやすい仕事といえます。「会社設立」や「帰化申請」等に特化した強みで、その分野の仕事の受注を多く受ける人もいます。
また、他の士業資格をあわせて取得することで、より仕事の幅を広げることも可能です。行政書士は「士業の登竜門」といわれていて、行政書士の有資格者には、社労士資格の受験資格があります。また行政書士の3年以上の経験で、税理士の「受験資格」を得る事ができます。これらの資格も取得には多くの勉強時間を必要するため容易ではありませんが、合格すれば大きなステップアップとなるでしょう。
資格に合格し、行政書士として登録したから収入が増えるというよりも、その資格をフルに活かして、仕事を得るように自ら努力することが大切になります。
このように、行政書士は一般企業に就職するよりも、士業として独立するに方が都合の良い資格です。