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応用情報技術者って、どんな資格?
応用情報技術者資格は国家資格です。
応用情報技術者とは、独立行政法人「情報処理推進機構」(IPA)が主催し、経済産業省が後援する国家資格「情報処理技術者試験」の中の区分の一つです。レベル1~4の中で「レベル3」に位置づけられる、難易度が高めの試験になります。
応用情報技術者を取得すると得する職種について
この試験より難易度の低い「基本情報技術者」が、学生や新人を対象にしたITの基本的知識・技能を試すものに対して、この試験はある程度の経験を積みITの深い知識を持った者を対象としています。
中堅のプログラマーやシステムエンジニアが受験者に多い試験です。応用情報技術者は、難易度が高めですが、需要もあります。特にプログラマーや、ネットワーク、情報セキュリティ等に従事している人は取得しておきたい資格です。
情報処理技術者試験には各試験区分にアルファベット2文字の略称が付けられていて、応用情報技術者は「Applied Information Technology Engineer Examination」の略である「AP」となります。
応用情報技術者試験の合格発表日と試験日程について
試験には特に受験資格や年齢制限はなく、毎年春と秋の2回実施されます。
午前は4択式の小問80問で試験時間は150分です。 午後は150分で、長文問題を記述式で解答します。 両方の試験で基準点以上を取ることで合格となります。
合格発表は試験日の約2カ月後で、当日の正午に公式サイト上で公開され、その後官報にも掲載されます。合格者には合格発表から約1週間後に証書が送付されます。不合格の場合、特に通知はありません。
試験範囲と勉強方法について
応用情報技術者の試験範囲について
IPA(情報処理推進機構)によると、試験範囲は以下のようになります。
(http://www.ipa.go.jp/index.html)
1 経営戦略に関すること…マーケティング,経営分析,事業戦略等
2 情報戦略に関すること…ビジネスモデル,製品戦略,組織運営,アウトソーシング戦略等の動向,国際標準化の動向 など
3 戦略立案…コンサルティングの技法に関すること等ンススコアカード・SWOT 分析 など
4 システムアーキテクチャに関すること…方式設計・機能分割,提案依頼書等
5 サービスマネジメントに関すること…サービスマネジメントプロセス等
6 プロジェクトマネジメントに関すること…プロジェクト計画・プロジェクト管理等
7 ネットワークに関すること…ネットワークアーキテクチャ,プロトコル等
8 データベースに関すること…データモデル,データベース言語等
9 組込みシステム開発に関すること…リアルタイムOS、アーキテクチャ,省電力等
10 情報システム開発に関すること…外部設計,内部設計,テスト計画等
11 プログラミングに関すること…アルゴリズム,データ構造,プログラム作成技術等
12 情報セキュリティに関すること…ネットワークセキュリティ、個人情報保護等
13 システム監査に関すること…IT統制,各種情報に関する監査等
応用情報技術者試験の合格率について
合格率は20%前後となります。難易度が高めなので、かなり難しい専門知識を問われます。基本情報技術者の資格を持っている人や、実務経験が何年もある人は、独学でも合格が可能な場合がありますが、自分自身で学習計画を立てきちんと勉強をする必要があるでしょう。
基本情報技術者の資格を取得していない人や、実務経験がない人は、より簡単な資格から受けることを考えてもよいでしょう。
どうしても応用情報技術者から勉強を始めたい人は、効率面を鑑みて、資格学校で勉強することをお勧めします。すでに勤めている人は、会社で費用負担をしてくれるところもあるので、会社に確認してみましょう。
この試験では、過去問に類似した問題出題される傾向があります。練習問題や、過去問を必ず行うようにしましょう。
応用情報技術者を取得すると?
この資格は、難易度や専門性が高いので、IT業界の就職や転職において有利になります。また、企業によっては管理職への昇格条件にこの資格の取得を課しているところもあるようなので、キャリアアップに役立ちます。IT業界で、より活躍したい人には必須の資格といえるでしょう。